申し訳ないです、昨日に続いて、長くてくどいです。(´・Д・)」
木漏れ日の中、青垣峠を下っていきます。

車?当然、すれ違えないですよ。
今回は雪もないし、凍結もしていませんが、何しろ急坂なので、
下ハンでスピード調整しながら慎重に下っていきます。
自転車でも、対向車が来ると恐いですから。

これだけ急な下りでは、ゾンダでもデュラでもあまり変わりませんね。
青垣峠を下り切ると、道は広くなります。
そして「死に苦」から「死にな」、つまり国道429号から427号で多可に向かいます。

再び上りになり播州峠、右側の閉鎖してある道が旧道です。

播州トンネルができたので、走りやすくはなりましたが…、

前回は、ここでパンクしました。

雪の中、凍える手でチューブ交換、最悪でしたねー。
(わしがなんか悪いことしたかー?)

確かあの時のタイヤは、ヴィットリア・オープンコルサ・CX3でした。
今は、コンチネンタル・グランプリ・4000S2なのでパンクしませーん。(ホンマかいな?)
ロングを乗るときは、コンチに限りますよ。
道の駅「R427かみ」です、あれ、名前が違う、「杉原紙の里・多可」になっています。

おかしいなーと思ったら、名前が変わったんですって。
ここの播州百日鶏のシャルマン定食、おいしかったなー。
道の駅から8キロ、ラベンダーパーク多可を過ぎました。
岩座神の棚田へは、ここらから入った方が近道になると思うのですが…。
たぶんここですね、千ヶ峰の方へ行きます。

しかし、この選択、完全に間違っていました。
しばらくは、のどかな田園風景の中を走りますが、

途中からどんどん上りがきつくなってきます。

「ハーモニーパーク」という農林業公園を通り過ぎるころには20%を超えてるでしょう。

アカーン、デュラのホイールで上りが楽になったといっても、
これは無理、足をついてしまいました。
だいたい、そんなに根性出す必要もないしね(笑)。
千ヶ峰の登山口に到着しました。

車が3台、とまっていましたが、千ヶ峰に登っておられるんでしょうね。
天空を歩く気分にはなりません、腹ペコのバテバテです。

この辺りは三谷渓谷といって、景色はいいです。

さらに上りは続いていきます。
おかしいぞ、棚田って、こんな山の上にあるのか?
しかしいまさら戻るわけには…、と思いながら上っていくと頂上みたいです。
この道って、町道三谷岩座神線だったので、
棚田へ行く道には違いありませんが、気を付けて下さい、
ここはチャリダーの来るところじゃありません。

それからは、どんどんどんどん下っていきます。

青垣峠ほどの斜度はありませんが、それでも相当の斜度があります。
下って下って、突然、視界が開けたと思ったら棚田に到着です。

この市原から入ってくるルートは、結局一山越えて来たことになります。
負け惜しみですが、デュラの限界が分かったので、
今回はこのルートで、よかったかも知れません。
限界とは、つまりデュラで坂が楽になったと言っても、
私にとっては5%ぐらいまでで、20%を超えるような坂が続くと、
どんなホイールでも変わりがないということです。
さて目的地、岩座神(いさりがみ)の棚田、すごい石組です。

鎌倉時代に作られたって、信じられません。

こうして見ると、まさにマチュピチュですなー。

斜度を測りましたが、15%を振り切っています。
(自転車を反対向ければればよかった。)

だから高い所では5m以上の石を積んでいるんですって。

道理で棚田にしては、一つ一つの田んぼが広いと思いました。

人間の力ってすごいですねー。
こんなにすばらしい所なのに、「北はりまサイクリングマップ」に載っていないんですよ。
(青い矢印が私が走ったルートです。)

それでは日本のマチュピチュに別れを告げて、加古川に向かいます。
<今回の教訓>
デュラのホイールでも、20%を超える坂が続くと、30Tでも上れませーん。(涙)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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え―――、まだ続くんかい?
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