いよいよWH-R9100-C24-CL の本格的なテストライドをします。
(ちょっと話が長くなっちゃうんですが、ご容赦ください。)
目的地は日本の棚田百選に選ばれていて、
その美しさは西日本一と言われている岩座神の棚田です。
岩座神?、いわざがみ?、どない読んだらええねん。
調べると、「いさりがみ」と読むそうです。
それでは、久しぶりに輪行で生野駅を目指します。

下りなので、先頭車両に乗り込みます。
姫路で播但線に乗り換えて寺前、寺前からは1両のワンマンカーになります。
加古川から1時間半、いよいよ山懐に入ってきました。

生野駅で降りたのは私一人、え、こんなに寂れていたっけ。

モンベルの輪行袋、楽でいいですねー。
加古川駅で、見知らぬおっちゃんに手際の良さをほめられました(笑)。

今日はウェストポーチだけという身軽さなので、
ちょっと見た目が格好悪いのですが、
輪行袋はシートポストにまとめておきます。

GWも終わったので、鯉のぼりも寂しげですなー。
なんか、おまえたち、干物みたいだよ。

生野は銀山で栄えた歴史地区なので、風情があります。

「たけのはらのばし」という橋にやってきました。

(どこで区切ったらええねん。)
下を流れるのは市川です。

こちらは銀山湖側、

西側はこんな感じ。

そして、行く手は、吸い込まれるように山に入って行きます。

車はほとんど通らないので、走りやすいです。
実はホイールをデュラに換えてから、ケイデンスが上がっているんです。たぶん、デュラのホイールが軽くてよく回るからだと思います。
足への負担を考えると、よく回るホイールの方がいいんでしょうね。
このあたりから銀山湖まではつづら折り、4~5%ほどの上りです。
生野ダムに到着、せっかくなのでダムカードをゲットしておきます。

湖面は穏やかですが、

ダムからの放水では水煙が上がっています。

ここが市川の始まりで、遙か瀬戸内海まで流れているんですねー。
GWが終わったので、今度は夏準備かな?

銀山湖の周囲は平坦なので、好きなだけスピードを出せます。

好きなだけと言っても、出せる人は、の話で私には関係ありません。
私は新緑の景色を楽しみながら、走ります。
銀山湖を離れると、10キロほどだらだら上りになります。
野生のフジが至るところで咲いています。

実はこのルート、
去年の2月に雪の中を走ったんです。
いつ引き返そうかなと考えながら走っていましたが、
結局引き返すことができませんでした。
あの時は雪景色だった魚ヶ滝、今は緑にあふれています。

途中に食事ができると案内があるので、わずか1キロですから、
雪で行けなかった黒川温泉に向かいます。

相変わらずの上りの先に見えたものは?

黒川ダム、すごいですね、圧巻です、威容ですなー。

ここに美人の湯と言われる秘湯「黒川温泉」があります。
食事をしたいので、店の入り口に自転車を置かせてもらえないか尋ねると、
申し訳なさそうに店内はお断りしているんですと言われました。
(入り口と店との間なんで、店内じゃないと思うんですがねー。)
その代わり店の裏で厨房から見えるところに置いてくださいと言われたんですが、
厨房から見えると言っても、店の人がずっと見てくれてる訳じゃないし、
万一、盗られたからと言って、店の人が弁償してくれるわけでもないでしょう。
と言うことで、「はい、はい。」と返事しながら、ここでの食事は遠慮しました。
その後もだらだら上って、やってきました標高556mの青垣峠!

たぶんここの上りは、3~4%だと思うのですが、
これぐらいの上りなら平坦路と変わらない軽さで回していけます。
前回のゾンダの時はむちゃくちゃ大変だったんですが、
写真見てください、条件が違いすぎました。(笑)

黒川温泉で食事にありつけなかったので、ここで、腹の虫を押さえておきます。
実はこんなこともあろうかと思って、生野の駅前でおにぎりを1個、買っていたんです。

しばらく休憩してから、斜度15~20%の青垣峠を下っていきます。

前回はつるつるのべとべと、タイヤが滑らないように細心の注意、
しかも凍えるような冷たさで死ぬかと思いましたよ(笑)。

さて、ここまで走ってのデュラホイールの感想ですが、
デュラは上りが軽くなると言われていますが、
3~4%ぐらいまでなら平坦路とさほど変わらず走れます。
そしてホイールがよく転がるのでケイデンスも上がりました。
ではここから青垣峠を下って、西日本一の岩座神の棚田をめざします。
長文、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
クリックしていただければ、うれしいです。
にほんブログ村
にほんブログ村