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「漁火林道(いさりびりんどう)三尾御崎線」は過酷でした

眼下に海、「漁火林道三尾御崎線」、
ここを通って浜坂に抜けようと考えたわけです。

そうすると、急な標高132mの桃観峠を迂回できるのです。
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(写真は再掲です)

ただ気になったのは、林道という言葉、もし舗装してない悪路だったら…、
まー、その時はあきらめて、桃観峠にもどりますか。

観光案内所でもらった地図を見ても、ちゃんと道はつながっているようです。
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走り出すと、すぐに上り坂になりました。

青い海と白い波、景色はすごくいいです。

丹後半島を走っているような気分です。
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この高さで海と平行に進んでくれたら、言うことないのですが、まだ上ります。
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どれだけ上らせるねん、もうすぐ標高100mですよ。
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勾配は、ポラールで、ずーと7から16%ぐらいを示しています。
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こりゃあ、引き返した方がいいかなー?

車も一台も通りません。

民家は全くありません。

走り始めて3キロ、やっと数軒の民家がありました。
たぶん、ここが御崎、道は一方向だけのようです。
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駐車場に「香美町バス」というワゴン車が止まっていたので、
運転手さんに浜坂への道を尋ねました。

「ここから灯台まで上っていって、右に行くと灯台だから、
左に曲がって三尾(みお)という部落に着いたら、山を越えて…。」
うーん、まだまだ上りがあるようで、聞いているうちに嫌になりました。(笑)

しかし、ここまで来たのですから灯台をめざします。

なんと、標高230m!
これなら桃観峠の132mの方が楽だったじゃないか!
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いったいどこまで上らされるんでしょうか、汗だくのへろへろです。
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そして別に見たくもないけど灯台に到着しました。
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なんか説明が書いてありますが、読む気力が…。

公園らしき雰囲気はあるのですが、人っ子一人いません。

この灯台が一番高い所かと言えば、なんのなんの、まだまだ上ります。

標高は桃観峠の倍以上、300mを越えました。
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そして標高320mで、やっと下りに入りました。

しかし、落石が多い。
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これだけ上ってきたので、下りは楽ちんですが、
先日からリヤのタイヤが滑るので、スピードは控えめにしておきます。

ここでけがをしても、きっと誰も見つけてくれないでしょうから。
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道の左側(山側)にはだいぶ石が散乱しているので、
海に近い右側を走ります。
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こんなところでパンクしたら、目も当てられんなー。

これで灯台から5キロ走ってきて、三尾まであと2キロですって。
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下り坂の途中でわき水を発見!
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何々、この水、私にぴったりではありませんか。
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むちゃくちゃ冷たいです。
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手袋を外し、のどを潤し、ちょうどひしゃくが置いてあったので、
頭から何杯か水をかぶりました。

生き返りました、この冷たい水は本当にありがたかったです。

どんどん下っていくと、ひっそりと肩を寄せ合うように集落が見えてきました。
きっとここが三尾なんですね。
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しかし、考えてみてください、この入り江で標高が0m近くになっちゃいました。

320mが、またゼロからの出発…、はー、なんとも…。(涙)

そして、三尾を過ぎた0からの出発の上り坂、
天に向かって上っていくような半端ない急な上りです。
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見てください、今通ってきた道!
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この写真?
もちろん歩きながら撮っていますよ(笑)。

この海岸線を走って、正直、3回歩きました。

「漁火林道」、足を着かずに走った人がおられたら、表彰状を授与しまーす。

そして、トンネルです。
このトンネルは、自転車で走れます。
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なぜって、車が一台も来ないからです。

「漁火林道」を走っているときに、一台も車に出会いませんでした。
だからこの道は、自転車乗りには、とても安全な道です(笑)。

やっと海岸線を外れ、山間の道に入りました。
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実は、これ以上、浜坂まで海岸線を走るのは無理だと思ったので、
左に折れ、内陸の道に入ったのです。

「漁火林道」、少なくとも大きな峠が3つありました。

300m級は一つでしたが、あとの2つも相当でした。

そして先がどうなっているか分からないので、
行くも地獄、戻るも地獄という状態になってしまいました。

この道は快適、ようやくあの地獄から脱出できた気がします。
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そして見覚えのある道に出ました。
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左を流れているは、山陰本線と並行して走る久斗川です。
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やっとコンビニがありました。
(林道では自販機の1台もありませんでした。)

栄養補給、しかし暑さと疲れで、これしかのどを通りません。
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しばらく休憩して出発します。

栄養補給をしたおかげで、岸田川を走るころは体力も回復してきました。
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湯村温泉の荒湯を通過します。
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明日は、鳥取砂丘に向かって走ろうと思っていましたが、やめます。

坂好きの方、いちど「漁火林道三尾御崎線」を走ってみてください。

景色最高、路面状況も結構いいですよ。

え、わたし?わたしは…、二度と走りませんよ。(笑)

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コメント

6枚目まではまだ余部なんですね。
次の御崎地区のは、バス停があるこの地区の中心部にあたるスペース場所のようですね。
御崎地区には、平家落人が住んだと伝えられてるそうですね。壇の浦合戦で敗北した平家の何人かが、舟で逃げた時に偶然たどり着いた場所だそうで、その後この御崎地区に住んだと言われてるとか。
平家落人にまつわる神社があり毎年、平家再興を願ったと言われている、矢をたくさん放つという神事が行なわれるとか。
伊笹岬(いささ)の余部崎灯台は、日本で一番高いところにある灯台だそうですね。標高284mということなので、かなりのヒルクライムではないですかっ!なんでもここからは香住海岸が見えるそうですが…。
間塩のあたりは、沢がたくさんあるんですね。湧き水の名前は、道行く人々や地域の人々の安全を願ってのことと、飲めるという意味なんでしょうね。
なんかすごいとこのヒルクライムですね。お疲れさまでした!

御崎は、駐車場から見る限りほんの数軒しか家がないようでした。
平家の落人、言われてみれば、あの辺りに住む人は、そうかも知れません。
7枚目の写真の左の坂を上っていったのですが、その時、右手に神社らしきものがあったような気がします、しかし、立ち寄る余裕はありませんでした。
余部埼灯台で、284mでしたか?我ながら、よく上ったものです(笑)。
灯台には立ち寄りましたが、今度は左手に鳥居がありました。
こんな所に誰がお参りに来るのかと思ったのですが、それも平家と関係があったのかもしれません。
沢は分かりませんでしたが、水は本当にありがたかったです。
バケツやひしゃくも置いてあったので、汲みに来る人がおられるんでしょうね。
久しぶりに、面白い経験をしました。
平家の落人伝説と聞いて、御崎地区の探索をしてみたいですが、ちょっと無理ですよねー(笑)。

御崎村のスペース場の近くに神社。調べてみると平内神社です。へいないって言うみたいですよ。もともと落人の武将の御霊を祀ってましたが、その後、野椎神(のづちのかみ)と名を改めたそうです。
毎年1月に、101本の矢を的めがけて射る「百手の儀式」と呼ばれる祭事が行なわれます。平家落人とその子孫が平家再興を願ってやりだしたものだそうです。
壇の浦合戦で敗北した際に、平家の武将達が逃れた時、海上でシケにみまわれ偶然御崎の海岸近くに流れついたそうです。すでにそのあたりに住んでいた人から麦飯などをめぐんでもらい、しのいだそうです。
その後、その地に住み着いたと言い伝わってるとのことです。平内神社の境内にお墓があるそうですよ。

平内神社、やっぱり平という言葉が使ってあるんですね。
残念ながら、全く前知識なしに走ったものですから、神社から平家を連想できませんでした。
うーん、知っていれば、ぜひとも立ち寄りたかったなあ。
しかし、平家の落人が住みつく前にすでにあの急峻な崖のところに住んでいた人がいたわけですねー、それもすごいです。

灯台の近くにある神社は美伊(みい)神社かと思います。伊笹岬にちなんで伊がついてるそうです。参道鳥居は灯台の近くにありますが、山道が1㎞ほど続いたさきに小さい社殿がありますね。
昔、このあたりで修験者が住居していて、住んでいた場所に明かりの為の火を焚いたのが、村人や漁師にとって場所や方角を知る目印の役目にもなってたそうです。
御祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で、別名を山末大主神(やますえのおおぬしのかみ)とも呼び、名前のとおり山の神様です。
昔、近江国(滋賀県)から京都にかけて鎮座されていたと言われ、その後鎮座されていた山の名前を神社の名前にして祀るようになりました。
滋賀県大津市の「日吉大社」は、全国の「日枝神社」の総本社なんですよ。社殿のひとつ「日枝神社」の名は昔、鎮座されていた日枝山にちなんだ名で、その後比叡山と呼ばれるようになったと言われてます。
京都の葛野の松尾山に鎮座されていたので「松尾神社」です。
山の神様なので神社は、山中、海や川の近くの山裾周辺にあるんですね。

灯台に行く左手に鳥居がありましたが、そこから1キロ、道理で社殿は見えないはずですね。
「なぜこんな場所に鳥居が?」と思いましたが、修験者にとっては格好の場所ですね。
しかしその明かりが日本一高い場所にある灯台につながったのは、納得がいきます。
林道から灯台に行く分かれ道のところが公園のようになっていて、そして鳥居の周りも割と手入れされていたので、たぶん、今も修験者がおられるんじゃないでしょうか?

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自転車と野菜作りで「人生の楽園」的生活をめざします。

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