FC2ブログ

記事一覧

全米500万部突破のベストセラーはすごかった

ザリガニの鳴くところ?、何この本?
za.jpg
(画像は早川書房のオンラインページから)

早川書房のページでは、次のように紹介されています。

500万部突破! 2019年アメリカで一番売れた小説
ノースカロライナ州の湿地で村の青年チェイスの死体が発見された。
人々は真っ先に、「湿地の少女」と呼ばれているカイアを疑う。
6歳のときからたったひとりで生き延びてきたカイアは、果たして犯人なのか?
不気味な殺人事件の顛末と少女の成長が絡み合う長篇


この紹介では単なるミステリー小説になってしまいそうですが、
話は6歳のカイアが64歳で亡くなるまでで長いです。

その中に、黒人や貧乏白人への差別と偏見などアメリカの階層社会の持つ闇、
戦争の傷、野生動物の特性、丁寧に描かれる南部湿地の風土と環境問題、
絶対的な孤独と愛など、とても幅の広い構成になっています。

作者はディーリア・オーエンズという動物学者の女性。
aIMG_1944.jpg

この本が小説として彼女の処女作、しかもその時すでに69歳!

長い長い構想の末に出来上がった本だと分かります。

結末は書きませんが、想像を絶する、しかし納得がいく終わり方でした。

500ページを超える長編で、この本を読み終えて、
これまで出会った本の中で、一番すごい本かも知れないと思いました。

今はステイホーム、この本、めちゃくちゃおすすめです。

クリックしていただければ、うれしいです。

にほんブログ村
にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ
にほんブログ村

コメント

GGチャリダさん、こんにちは。
ステイホームやソーシャルディスタンスなど、物理的に孤立を促していますが、適度にSNSや電話で繋がっておけば精神的に孤独ではないです。サイクリングや畑仕事や読書も、刻々と何かと向き合っていますよね。
今日のブログにある本の題名は、意味深で郷愁を誘う言葉です。著者は、60代後半で書き始めた処女作とのことですが、背景には動物学者としての知識と経験があるのでしょう。それにしても、これ程の大作をこの年齢で書き上げ、さらに大ベストセラーになるとは、人生は何が起きるか分かりませんね。まさしく人生百年時代を謳歌されておられます。
ストーリーの詳細は分かりませんが、GGチャリダさんが一番すごい本と絶賛されておられますので、ある意味人類にとって普遍的価値が詰まった内容なのでしょう。この地球で生きとし生けるもの全ての生き様が丁寧に描かれているように思います。
世界的災禍の最中だからこそ、じっくりと読んでみたい本ですね。ご紹介していただき、ありがとうございました。

エッケイさん、こんにちは。

最近は新聞の書評から本を選ぶことが多く、当然ながら当たり外れがありますが、この本は大当たりです。
ノースカロライナの湿地で繰り広げられるドラマに読者は空想力を掻き立てられます。
訳者の力量も大きいと思うので、機会があれば原文にも触れたいと思いました。
とにかくそれほどすごい本です。
ただ今は入手困難かも知れませんが…。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

GGチャリダ

Author:GGチャリダ
自転車と野菜作りで「人生の楽園」的生活をめざします。

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -