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「飛族」

予約していた村田喜代子さんの「飛族」が入ったので、さっそく借りてきました。
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島で最年長だった97歳のナオさんが亡くなって、久しぶりに島に帰ってきたウミ子にイオさんが言う。
「わしは生まれて九十年がとこ、この島に住んで、今が一番悩みもねえで、安気な暮らしじゃ。」

過疎という言葉ですら表現できない国境に点在する離島、
海と空、魚と鳥、生と死、島に伝わる素朴な祈り、
気負いもせず、誇張もせず、語りのように話が進んでいきます。

この本に会うまで村田喜代子さんという作家についてはほとんど知りませんでした。

これから村田さんの本をいくつか読んでみたいと思います。

久しぶりに「良書」に出会った気がしました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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コメント

GGチャリダさん、こんにちは。
村田喜代子氏は、何の事件やトラブルもなく、人々が生きていく生活ぶりを淡々と描いているそうですが、GGチャリダさんはどんな描写に心動かされましたか?
村田氏の作品には芥川賞の「鍋の中」がありますが、「飛族」の方が、島に生きる高齢者が主人公なので、興味があります。
まだ、柚月裕子氏の作品を一冊しか読んでないので、飛蚊症が落ち着いて慣れてくれば、後2〜3冊は読んでみたいです。
今日から、曇り後晴れが続きますので、サイクリングもまた再起動ですね。サイクリングをされて、こんなところにこんな店が!といったトピックスがあれば、ご紹介ください。ただし、車で行ける所をお願いします。

エッケイさん、こんにちは。

「飛族」を読んでいると、生と死の間に境界線って、あるのかなと思ってしまいます。
離島に住む人々にとっては、生の延長線上に死があり、海の延長線上に空があり、魚の延長線上に鳥がいるという暮らしが淡々と描かれています。
飛族とは、おばあさんを含めて、鳥のように羽ばたいている島民のことだと思いました。(意味が分からないと思いますが)
芥川賞作家は、私の感覚では一発屋が多いんですが、村田さんは違いますね。
ところで飛蚊症、いつの間にか気にならなくなりますよ、日にち薬です。
歳をとると仕方ありませんねー。

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Author:GGチャリダ
自転車と野菜作りで「人生の楽園」的生活をめざします。

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